Adobe Premiere Pro × ChatGPT|動画翻訳を劇的に効率化する方法

動画の翻訳作業に時間がかかっていませんか?Adobe Premiere Proを使って字幕を作成するとき、手動で翻訳するのは手間がかかりますよね。
そんなときに便利なのがChatGPT。この記事では、ChatGPTを活用してPremiere Proの翻訳作業を効率化する方法を紹介します。
AIを使って字幕をスムーズに作成し、作業時間を短縮するコツを解説するので、ぜひ参考にしてください!
Premiere Proで文字起こしをする方法
今回は、英語の動画を日本語に翻訳する方法について解説します。
キャプションを作成・編集する

・文字起こししたい動画をタイムラインに追加します。
Premiere Proの文字起こし方法について、詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

文字起こしが完了すると、上記のようにキャプションが自動生成されます。
1.「ウィンドウ」→「キャプションと文字起こし」→「キャプション」タブを開く
2.キャプションの内容を確認し、句読点などを消す
3.タイミングを調整(フォントと音声の位置を合わせる)
キャプションをSRTファイルとして書き出す

【テキスト】→【キャプション】→【・・・】→【書き出し】→【SRTファイルに書き出し】の順番に選択します。
SRTファイルの内容を確認する
書き出したSRTファイルは、メモ帳(Windows) や TextEdit(Mac) で開いて中身を確認できます。

ChatGPTを活用して翻訳する方法
データをChatGPTに翻訳してもらう

ChatGPT 4o(サブスク済み)↑
上記のように【英語を日本語にして】と指示を出します。
次に、文字起こししたデータを全てコピーしてChatGPTに入力します。

すると、このように英語がすべて日本語に翻訳されて出力されます。

最後に、翻訳されたデータを元々のメモ帳(Windows) や TextEdit(Mac)に置き換え保存します。
ChatGPT以外の翻訳ツール
1.DeepL: 高品質な翻訳を提供するAI翻訳ツールで、文脈を考慮した自然な訳文が特徴であり、無料で利用できる基本機能に加え、有料版ではPDFやWordの翻訳、用語集機能などの高度なオプションも利用可能です。
2.Smartcat: 翻訳の自動化とチーム管理を支援するクラウド型翻訳プラットフォームで、AI翻訳や翻訳メモリ、用語管理機能を備え、個人や企業が効率的に翻訳作業を行えるよう設計されています。
3.VEED.IO: オンラインで動画編集や字幕追加ができるツールで、ブラウザ上で簡単にカット編集、テキスト追加、自動字幕生成、翻訳などが可能なため、特にSNS向けの動画制作に便利です。
4.Subtitles Translator: 字幕ファイル(SRT、VTT など)を多言語に翻訳できるオンラインツールで、自動翻訳機能を活用して字幕を迅速に変換し、動画の多言語対応を簡単に行えるのが特徴です。
5.TranslateSRT:SRTファイルの字幕を自動翻訳できるオンラインツールで、簡単に多言語字幕を作成でき、動画の国際対応をスムーズに行えるのが特徴です。
上記の翻訳ツールの詳しい使い方はこちらから。

ChatGPT以外にも、高性能な翻訳ツールはたくさんあるので、いろいろ試してみましょう。
Premiere Proで翻訳した字幕を追加する
キャプションを作成して動画に適用
翻訳されたファイルをプロジェクトに読み込み、タイムラインに追加します。

上記のような画面が表示されるので、【OK】を押すと英語から日本語に翻訳されたチャプターが表示されます。

字幕のフォントやスタイルの調整&書き出し

ここでは、事前にフォントを作成しておき、それを適用させるとよいでしょう。
最後に、動画をこのように書き出したら完成です。

書き出しの形式は、【H.264】を選択しましょう。
まとめ
今回は、Adobe Premiere Pro × ChatGPT|動画翻訳を劇的に効率化する方法を解説しました。
手順としては、まず文字起こし機能を使って音声をテキスト化し、その後ChatGPTで翻訳 を行い、最終的にSRTファイルとして書き出すことで、字幕データとして活用できるようになります。
この方法を活用すれば、手作業で字幕を作成する手間を大幅に削減し、正確かつ効率的に翻訳字幕を作成できます。YouTubeやSNS、企業向け動画など、さまざまな場面で役立つので、ぜひ試してみてください!
今後は、よりスムーズに翻訳精度を上げるコツ や、字幕のデザイン調整についても紹介していくので、ぜひチェックしてください!





